2025/04/05
2件目の工事は、上の鍵が回らなくなったというお客様からのご連絡を受けた案件でした。他社では対応できないとのことでご依頼をいただき、現場へ急行しました。状況を確認すると、TOSTEM製のドア鍵に問題が発生しており、その原因は想像以上に複雑でした。
❓ 原因は過去の修正?
まず鍵のデッド部分を確認すると、削られた形跡がありました。お客様に伺うと、「以前住んでいた方が削った可能性がある」とのこと。さらに詳しく調査すると、受け側のガードロック(チェーンの代わりとなる部分)も削られており、これがデッドが出てくる際に引っかかる原因になっているようです。
修理・交換の提案
今回の調査では以下の問題点を発見しました。 1. 削られた錠前ケースと受け側 2. 上下とも亀裂の入ったツマミ これらの状態を踏まえ、交換見積もりをご提案しました。しかし、以前の加工が「鍵がかかりにくいため削った可能性」があるため、交換後に問題が完全に解決するかは不透明な部分も。お客様と相談しながら進める必要があります。
📞 メーカーへの問い合わせ
さらに問題を複雑にしたのが、ドアシールに記号がなく製品情報が確認できない点でした。そこでLIXIL(旧TOSTEM)に問い合わせを行い、情報を提供してもらえるよう依頼。ただ、見積もりが出るかどうかには一抹の不安もあります。
🗝 鍵交換の難しさ
鍵交換はただ鍵を取り替えるだけではなく、過去の加工や現場の状態に応じた柔軟な対応が求められます。今回のようなケースでは、原因の究明や適切な修理方法を模索する姿勢が重要です。鍵交換の現場には、こうした困難が潜んでいることが多いですが、最善を尽くして対応しています。 鍵交換のことでお困りの方、ぜひお気軽にご相談ください!どんな状況でも、プロとして最適な解決策をご提案いたします🔒✨